中学や高校の文化祭でクラス劇をやる人も多いのではないでしょうか?
台本を作ったり配役を決めたり、演出をしたり…といろいろ大変ですが、とても楽しいですよね。
そしてクラス劇を彩るのは「衣装」
衣装もできるだけ立派に、演劇の内容にあったものを用意したいですよね。
ですが、クラス劇の衣装はどのように準備したらよいでしょうか?
また定番のドレスを簡単に作る方法をお伝えします。
文化祭の劇の衣装はどうする?
演劇に欠かせないものの一つ、「衣装」
どうせならしっかりとしたものを着たいですよね。
中学や高校の文化祭であれば学校からいくらか予算が出るとは思いますが、豪華な衣装を用意するにはとても足りる金額ではないと思います。
衣装を用意する方法としては
・持ち寄り
・作る
・購入
・レンタル
のどれかだと思います。
ですが、購入とレンタルはお金がかかりすぎてしまいますよね。
購入よりもレンタルのほうが安く上がりそうではありますが、現実問題、レンタルだと洗濯して返却したりしなければならずそこでお金がかかってしまいます。
また、文化祭中にうっかり汚してしまったり、壊してしまう可能性もありますのでレンタルもおすすめはできません。
そうなると現実的な方法としては持ち寄りか作るということになります。
私服であればクラスで持っている子に持ってきてもらいそのまま使えますね。
多少特殊なものでも、もういらなくなった古い服に簡単なアレンジ(レースやビーズを付けたりなど)で一機に演劇の衣装っぽくなるのでそれもおすすめです。
演劇の衣装は別に実用的でなくても良いのです。
見える部分だけ、役柄にあっている「ように」見えればOK
なので楽しく、アイデア次第でなんでもできると思いますよ。
文化祭で使うドレスの作り方は?
文化祭での定番はシンデレラなどが出てくるプリンセスものが多いかと思います。
ドレスって一見難しそうに見えるし、頭を悩ませますよね。
私も中学のころ、クラス劇でドレスを作ったことがあります。
まずはそのときの作り方をご紹介しますね。
1.布屋さんで大き目な布を買ってくる。(カーテンでもOK)
サテンの布地がテカテカしていてドレスっぽいのでおすすめです。
2.役の子のウエストに合わせてゴムを切る。
3.布の横幅はそのゴムの倍以上、縦幅はその子の足首が見えるくらい。
4.布の上の部分を数センチの幅で縫う
ゴムを通す部分を作るためです。
5.ゴムを通して、ゴムの端を結んでスカートが完成です。
ゴムよりも布が長いので布にヒダが付きますのでドレスっぽくなります。
もし、ドレスのふんわり感を出したいのであれば、針金をドレスの裾の部分に縫い付けて形を作ることをおすすめします。
また、これは私たちがやった方法なのですが、
1.ウエストに合わせてガムテープを切る
2.くしゃくしゃにした新聞紙を用意
3.新聞紙の短い辺の部分をガムテープにつける
(ガムテープの長さ分、たくさんつけます)
4.新聞紙まみれのガムテープをウエストに設置
5.ガムテープで新聞紙を挟むようにさらにガムテープを上から張り付ける
これで、使い捨てのペチコートの完成です。
文化祭の劇の発表が終わったあとに、見ていた友達に聞いたところ、まさか新聞紙が入っていたとは思わなかった!と驚かれたので、動きが激しくない劇であれば大丈夫ですよ。
動きが激しいと新聞紙がチラリと見えてしまったりガサガサする音が気になるかもしれないので注意が必要です。
次に、ドレスの上の部分ですが、
いらないキャミソールはないでしょうか?
ドレスのスカートに合った色のキャミソールを用意しましょう。
できれば上からいろいろなものをデコっても大丈夫なものがいいです。
後はキャミソールにレースやビーズ、スパンコール、リボンをつけてゴージャスにすればOKです。
キャミソールとスカートのつなぎ目は、布をざっくり切って幅広のリボンのようにして上から結んでしまえば隠すことができます。
まとめ
文化祭のクラス劇って楽しいですよね。
衣装を作るのも、とてもいい思い出になります。
自分なりのアイデアを出して楽しいクラス劇にしてくださいね。