秋になると甘い香りがする金木犀の花。
とても育てやすい樹木なので、植えているお家も多いのでは?
我が家も、金木犀を植えています。大きくなって毎年きれいな花を咲かせてくれてますが…。
購入してからしばらくは花がまったく咲きませんでした。
金木犀が咲かない理由や咲かせるためにどうするべきかを紹介します。
金木犀が咲かないのはなぜ?
せっかく、秋を楽しみに金木犀を買ったのに、なぜか花を咲かせてくれない…。
なんだかがっかりしてしまいますよね。
金木犀はとても育てやすい植物です。
でも、花が咲かないこともあるのです。
その原因は主に二つ
1.樹齢が若すぎる
2.剪定の時期が間違っている
この二つです。
剪定もとくにしておらず、まだ新しい金木犀であれば、咲かないのは仕方のないことなのです。
金木犀は樹齢が若いうちは花が咲かないのです。
私の家に咲いている金木犀も、購入してから3年くらいは咲きませんでした。
「まったくダメな金木犀…」
そう思って放置していたのですが購入してから数年後にはきれいな花を咲かせてくれるようになりました。
なんの手入れをしていませんが、毎年、秋には甘い香りで秋を教えてくれます。
なので、まだ若い木ということであれば、今年はあきらめず、気長に見守っていきましょう。
続いて、二つ目の「剪定の時期が間違っている」についてです。
金木犀の剪定を、春や夏に行っていませんか?
金木犀は、新しく伸びた枝に花の芽を付けます。
そのため、枝が伸び、芽がつく、春や夏に剪定してしまうと、花が咲かなくなってしまうのです。
剪定は、花が終わった11月ごろや、芽がつく前の2月や3月がおすすめです。
ただし11月に剪定をする場合は、枝や葉っぱをある程度残しておきましょう。
大幅に剪定しすぎると冬を超える力がなくなり、枯れてしまう恐れがあります。
金木犀を鉢植えで 植え替えはどうやる?
金木犀は鉢植えではなく、できれば庭に地植えの方が良いです。
というのも、金木犀はとても育ちやすい植物です。
庭に植えればほったらかしでも勝手に成長し、そのうち気が付けば花を咲かせてくれます。
ですが、鉢植えで育てられないわけではありません。
もし、いま鉢植えで育てているのであれば、ぜひ大き目な鉢へ植え替えをしましょう。
8号以上の大き目の鉢を用意しましょう。
赤玉土とふつうの土を混ぜた鉢植えに植え替えましょう。
そしてできるだけ日当たりの良い場所に置きましょう。
金木犀に肥料は必要?
庭に植えている場合は本当に肥料なども必要なく勝手に育ちます。
植木鉢で育てている場合もそれほどたくさんの肥料を上げる必要はありません。
2月、5月ごろ、8月、9月らへんに、有機肥料を与えるようにしましょう。
油かすなどは、葉の成長には良いですが、花が付きにくくなります。
まとめ
金木犀ってとっても簡単に育てられる植物です。
花が咲かない場合は、樹齢が若いか、剪定時期が間違っているからです。
剪定時期を見直してみてくださいね。
庭に植えるのが一番ですが鉢植えの場合も日当たりの良い場所で育てれれば、毎年、良い香りの花を咲かせてくれますよ。