アツアツのおいしい食べ物を一口ぱくり。
ついつい、勢いよく食べちゃって舌を火傷!
なんてことありませんか?
口の中がヒリヒリと痛くてつらいですよね。
少しでも早く治す方法はあるのでしょうか?
舌のやけどを治すには?
舌のやけども、基本的には皮膚が火傷してしまったときと同じ対処方法になります。
また、舌は、体のほかの部分よりも、やけどや傷が治るのが早いです。
その理由は二つ
1.口の中は常に湿っていて、保湿力があるから
2.唾液に抗菌作用があるから
この二つです。
なので、それほど心配しなくても2,3日~一週間以内で治ることがほとんどです。
対処法としては、口の中を冷やすこと。
皮膚と一緒です。
口の中に氷を入れて、感覚がなくなるほど冷やしましょう。
溶けたらまた氷を口に含むなど繰り返すといいですね。
あとはやけどが痛むうちは、辛いもの、酸っぱいものなど刺激の強いものを控えるようにしましょう。
舌のやけどに痛み止めはある?
舌のやけどがどうしても痛くてつらいとき、少しでも痛みを和らげたいですよね。
ただ、口の中に薬を塗ってもすぐに流れてしまいますのであまり意味がありません。
なので、痛み止めに効果的な薬というのはご紹介ができないのですが、痛み止め代わりになる食べ物があります。
それは、砂糖またははちみつです。
砂糖をなめることによって、快感ホルモンと言われている「エンドルフィン」というものが、体の中で作られます。
そのため、痛みを和らげる効果があるのです。
舌の上のやけどをしてしまった部分に砂糖を置き、上あごに押し付けるようにしましょう。
しっかりと舌に砂糖を付けたほうが効果が期待できます。
はちみつは保湿効果のある食べ物です。やけどの治療には保湿が大切です。痛みが激しいときなど、やけどの悪化を防ぐ手助けをしてくれます。
舌のやけどに市販薬は?
舌のやけどに、市販薬は残念ながらありません。
先ほどもお伝えしましたが、口の中に薬を塗るのって中々むずかしいのですよね。
舌のやけどは、放っておいても、数日から数週間で治りますので、冷やすことや砂糖はちみつでの対処で乗り切れる場合がほとんどです。
ただ、効果的と言われているのが「イソジン」です。
「イソジン」でうがいをすることによって、口の中が殺菌され、炎症を抑えてくれます。
ただし、使い過ぎは歯を痛める結果にもなりますので、ほどほどにしましょう。
また、あまりにも痛く、皮がむけて居たり、ひどく熱を持っているようであったら、病院(降雨空外科)に相談することをおすすめします。
まとめ
舌のやけどって悔しいですよね。
うっかりやってしまったら本当に痛いし、おいしいものをおいしく食べれないのがつらいです。
しっかりと氷で冷やし、痛み止め代わりに砂糖やはちみつなどでがんばって乗り切ってくださいね。