夏の暑い時期がやってきますね。
人間にも堪える夏ですが、毛皮を着ているわんこにはもっと辛い季節です。
ここでは室内犬の暑さ対策について考えてみましょう。
屋外で飼っているワンちゃんはこちら
犬の暑さ対策はどうするべき?
犬の暑さ対策は必須です。
特に室内で飼っていて、わんちゃんに留守番をさせる機会が多い方はしっかりと対策を講じておきたいところですね。
具体的には・・・
・エアコンをつける
これが一番確実な方法です。
・散歩は朝早くor夜遅く
朝は8時以降はさけ、夜も日が沈んでからしばらくしてからが良いと思います。日が沈んだ直後はまだ熱がこもっていますので。
・新鮮な水をたくさん
夏は水も傷みやすいので、こまめに入れ替えてあげましょう。
万が一夏バテで水を飲まないようなら鼻に数滴たらしてあげましょう。そして早めに獣医へかかりましょう。
脱水症状が一番怖いです。気をつけましょう。
・大理石(人工でOK)シートを敷く。
しっかりと固定してあげることが大事なようです。大理石はひんやりとして気持ちいいのでわんちゃんはそこで休むようですよ。
・お留守番するときはできるだけ北側、風通しの良い部屋を。
窓は閉め切らずあけていきましょう。
防犯面で不安ならば、小さな窓など侵入できないところだけでも良いので窓を開けましょう。また窓に簾や遮光シートなどをつけると、日光を遮断できて良いです。
・冷たいきゅうり
冷やしたきゅうりを与えるのも良いようです。
水分補給にもなります。
逆にあまり効果のない方法が・・・
・扇風機
です。
犬は人と違い汗をほぼかきません。
犬の汗をかく場所は肉球だけなんです。
人間が風に当たって涼しいと思うのは、汗をかくからです。
扇風機によって汗が乾く。その時の気化熱により涼しく感じてるのです。
なので扇風機をかけるだけではほぼ無意味です。
扇風機を効果的に使うならば、犬に霧吹きをかけてあげてから風を当ててあげましょう。
(やり過ぎはダメ!)
そうすると霧吹きによって濡れた身体は気化熱により涼しく感じる事ができます。
室内犬の夏にエアコンは必要?
結論から言えば必要です。
山間部など、特別涼しい地域に住んでない以上はエアコンはつけましょう。
都内で、出かけるときもほとんど窓を開けられないような家ならばなおさらです。
閉め切った家では熱はものすごくこもります。
そこに毛皮をきた犬は何時間もいるわけですよね。
熱中症になり亡くなってしまう子もいます…。
そんな悲しい思いをするくらいならば、エアコンで暑さ対策をすることをおすすめします。
その上で先ほどの大理石シートなどで補助してあげる形が理想的です。
室内犬の為のエアコンの電気代はどのくらい?
それでは、エアコンの電気代はどのくらいかかるのでしょうか?
もちろん、電気代がかかるから犬のためにエアコンを使うのはちょっと…と思うわけではなくても、やはり電気代は気になってしまいますよね。
エアコンのメーカーや機種の古さにもよりますが、
ほぼ24時間毎日稼働するとだいたい、15000円から20000円以内程度かかる人が多いようです。
あくまで目安です。
部屋の広さや能力にもかかわってきます。
もっとちゃんと知りたい!ということならば、
電気代を計算するための公式を載せておきますのでぜひ試してみてください。
消費電力(KW)×使用時間(時間)×1時間の電気代単価(平均27円)=1日の電気代
ご自宅のエアコンの電力表示がW(ワット)でされていた場合の為に記載しますと・・・
100W(ワット)=0.1kW(キロワット)
です。
電気代の単価はあくまでこちらも平均となりますので、
正確なものとなると契約している電力会社へ確認してみましょう。
で1日の電気代が出たらそれ×30日で約1か月ですね。
まとめ
室内犬のための暑さ対策はやっぱり冷房が一番効果的なようです。
電気代は確かに普段よりも結構高くなってしまうけれど…。
大切な愛犬に快適に夏を乗り切ってもらうため・・・
なんとかがんばりましょう!
わんちゃんと一緒に楽しい生活を送れるといいですね!