咳の風邪って長引くんですよね…。
咳そのものもとてもつらいですが、夜に咳が出すぎて、止まらずに眠れないのももっとつらいんですよね。
身体が弱っているので夜はしっかり眠って体を休めたいのに…、咳のせいでしっかり眠れない!
そんなとき、しっかり寝るための対処方法と、咳に効果的なツボや寝るときの姿勢をご案内します。
咳で眠れない時の対処法は?
咳で眠れない時はまず「加湿」が大事です。
乾燥していると、どうしても咳が出やすくなってしまいます。
加湿器がある場合は加湿器を寝室に設置しましょう。
加湿器がない場合は、例えば洗濯物や濡らしたタオルを寝室に干すことで、加湿器替わりになりますよ。
また、同じ理由で「マスク」も有効です。
マスクをしたまま寝るのって、息苦しくないかなあ…とはじめは思うかもしれませんが、案外大丈夫です。
一度マスクをして寝てみると、喉の乾燥を防げますし、最近の侵入もブロックできるので咳が出にくくなりますよ。
どうしても息苦しくてつらい場合は、鼻はだしてもOKです。口の部分だけ覆うのでも大丈夫です。
また、できるだけ、口呼吸ではなく鼻呼吸をするように気を付けてみましょう。
あとは、眠る前にはちみつを舐めるというのも効果的です。スプーン1、2杯のはちみつをそのまま飲むだけです。
お湯に溶かして飲むのもアリですよ。
はちみつには殺菌作用もあります。まだ喉の収縮を抑えてくれます。
はちみつが家にない場合は暖かいお湯(白湯)を飲むようにしましょう。
一機に飲むのではなくて、一口ずつ、喉を潤すように飲んでいきましょう。
咳で眠れない時に効くツボは?
咳で眠れないときに効くツボを2つご紹介します。
一つ目は、尺沢(しゃくたく)というツボです。
腕にあります。
肘の内側に横に一本シワがありますよね。
そのシワより手のひら側(下)真ん中よりやや小指側にあるツボです。
また上尺沢と言って、肘の横シワより肩側(上側)、真ん中よりやや親指側にあるツボです。
これらのツボを、やや痛みを感じるくらいの強さで小さな円を描くように、少し外側へ向かって押しましょう。
二つ目は、首にあります。天突(てんとつ)というツボです。
鎖骨の間のくぼみの部分にあります。
くぼむ部分から下へ向かい、鎖骨の裏側を裏側を押すイメージで押してみましょう。
咳で眠れない時の姿勢は何が良い?
咳で眠れない時は、姿勢を横向きにして寝てみましょう。
仰向けよりも、気道を確保することができますので、呼吸がしやすくなりますよ。
また枕の下にクッションを置くなどして、頭を少し高くすると、呼吸が楽になりますので、少し面倒かもしれませんが試してみてくださいね。
まとめ
咳で眠れないと本当につらいですよね。
マスクや加湿をして喉を乾燥させないようにして眠りましょう。
また、つらいときはお伝えしたツボを刺激してみましょう。
そして、横向きで枕をやや高くした姿勢がおすすめです。
辛いとは思いますが、なんとかぐっすり眠れるといいですね。