冬の季節の家のお悩みのナンバー1は結露ですよね。
結露がひどいとカビが生えてしまったり、床のフローリングが腐ってしまったりと大変です。家を傷つける大きな要因の一つですよね。冬の結露対策をしっかりしたいものの、窓の結露はしぶといもの。それに賃貸に住んでいるとリフォームもできないし…。どのように解決すべきかお話しします。
冬の窓の結露を防止するには?
窓の結露は室内と室外の温度の差が大きさによって発生します。
冬は寒いですよね。で、家の中は暖房を使ったりと温かくしますよね。
夏場冷たい飲み物をグラスに注ぐとしばらくすると、コップの周りに水滴ができますよね。あれと同じ原理でできます。
なので、それを完全に防ぐというのは難しいものです。ですが防止をすることはできます。
・喚起をこまめにする
(料理をするとき、お風呂の時など必ず換気扇を回すこと)
・カーテンをする
カーテンをすることによって室内の暖房で暖まった空気を遮断することができ、窓の家側と外側の温度差を小さくすることができます。
・プチプチをする
所謂、結露防止シートというものですね。窓に貼るだけで簡単に対策ができます。
・二重窓にする
これはもうリフォームをするしかないかもしれません…。賃貸物件では厳しいですね。
結露対策 窓に賃貸の場合は?
賃貸だと結露対策をしたくても自由が効かない部分もありますよね。またいつか返す家だからこそできるだけ傷ませたくないもの。
賃貸での場合はできるだけ手軽に簡単に許される範囲でやりたいものです。
おすすめの方法を紹介します。
・食器用洗剤
・水
・洗面器(バケツ)
・雑巾2枚
では始めます。
水と食器用洗剤を混ぜます。
水が1リットル、洗剤は100mlです。
これを洗面器に混ぜて、食器用洗剤の水溶液を作ってください。
そしてそこへ雑巾を入れてしっかりと濡らし、絞ります。
しぼったら窓を拭きましょう。洗剤に湿らせた雑巾で窓を拭いたら、その後は乾いた雑巾で乾拭きしてみてください。これでびっくりするほど結露が防止できます。次の日、見てみてくださいね。
この効果大体5日間ほど持続します。
簡単に、なんでこんなことで結露対策、防止ができるかお話ししておきましょう。
窓に溜まる結露って水の表面張力なんですね。で洗剤の中には界面活性剤というものが含まれています。界面活性剤の上だとうまく表面張力を作ることができないんです。
つまり、窓の外と内側の温度差によって結露ができてしまったとしても、界面活性剤のおかげで表面張力はできず、平になります。平らになると、表面積が増えますので、乾燥し、蒸発するスピードが速くなるのです。
簡単な方法ですので、賃貸の人にもおすすめ、ぜひやってみてください!
まとめ
窓の結露対策は本当に大変ですよね。
でも洗剤水で窓を拭くというのは簡単にできることですので、ぜひ試してみてください。最近の大手ハウスメーカーの家では、24時間換気で二重窓は当たり前という状態なのでほとんど結露に悩まない人もいるようですが、賃貸マンション、アパートで古いものはそうも行きません。なんとか結露を防ぎ、冬を乗り切ってくださいね。