赤ちゃんへの絵本の読み聞かせ。
子供の言語能力の教育にも良いですし、親子のコミニュケーションにもとっても良いですよね。
でも、まだまだ言葉を発するなんて先の赤ちゃんに絵本を読み聞かせても意味があるのでしょうか?
いつから、赤ちゃんの読み聞かせをするべきなのでしょう?また、どんな絵本が良くて、どんな風に読んだら、より効果的なのでしょうか?
赤ちゃんへ絵本の読み聞かせはいつから?
まず、赤ちゃんへの絵本の読み聞かせはいつからが適しているのでしょうか?
これに対して、明確な答えはありません。
まだ赤ちゃんが言葉を理解してない頃から初めても良いでしょう。
まだ胎内にいるときから始めるお母さんもいますしね。
言葉を理解してない赤ちゃんにとっても、お母さんの声というのは安心するものです。
絵柄の大きいものでは、内容を理解していなくても、絵柄に興味を持つようになるかもしれません。
また、本をめくるという動作に興味を持ったりします。
また、小さい赤ちゃんだと本を破ってしまうことも考えられますが、分厚い表紙と一緒にしっかりと持っていれば、破かれずに済みますよ。
言葉がわからなくても、赤ちゃんは聞いてます。内容は理解してないかもしれませんが、
でも、そういったところから徐々に言葉が発達していくものです。
いつから読み聞かせを初めてもOKですが、大体6か月くらいから始めるママが多いみたいです。
最初は物語ではなく、絵柄の大きなものから始めるといいかもしれませんね?
赤ちゃんへ絵本の読み聞かせのおすすめは?
では、赤ちゃんのへの絵本の読み聞かせにおすすめの本はどんな本でしょうか?
まだまだ言葉を理解してないものは絵柄が大きく単純なものが良いでしょう。
また、男の子だから車の本、女の子だから可愛い本などと決めつけず、できるだけいろいろな本を選び読んであげるのが良いです。
子供が何に興味を持つかは人それぞれみんな違います。なので気に入ったものがわかるまでいろいろな本を読んであげるといいですよ。
やがて気に入ったものが見つかれば、それを何度も何度も読んで!とせがまれることでしょう。
ここでいくつかおすすめを紹介します!
がたんごとんがたんごとん [ 安西水丸 ] |
「がたんごとん」という言葉のリズムが楽しいのか、気に入るお子さんはたくさんいます。
読み方を浴用を付けてみたり、逆にまっすぐ読んでみたり…子供の反応をみながら、楽しく読んであげたい一冊です。
もこもこもこ [ 谷川俊太郎 ] |
「もこもこ」「ぱくっ!」「パチン!」「にょき」「しーん」
など、擬音がたくさん出てきて、言葉の意味がわからない赤ちゃんもなんだかおもしろい作品です。
谷川俊太郎さんの詞に絵がついたものです。
正直、意味はわかりませんが、幼稚園などで読まれることも多く、子供たちがきゃっきゃ喜ぶ不思議な絵本です。
たくさんの種類の絵本に触れさせてあげることも大切ですが、同じ本を何度も何度も繰り返し読んであげることによって、やがてその本を気に入る場合もあります。
また、言葉が付いているものだけでなく、どうぶつのイラストやフルーツの絵柄がたくさん書かれていたりするような「絵」だけのものを見せてあげて、単語などを読んであげるのもいいですね。
赤ちゃんの頃は絵柄が大きく単純なのを、たくさん何度も読んであげるといいですね。
赤ちゃんへの読み聞かせのコツは?
まず、読み聞かせをしよう!と思った時に、ついつい
「一日2冊読む!」
なんてノルマを課してしまいがちですが、そうではなく、ゆったりと無理しないペースで続けていくことが大事ですよ。
例えば、寝る前のちょっとした時間に読む、など、日課のなかに組み込むのはいいことですが、気負ったりはしないことです。
まだまだ言葉を理解しない赤ちゃんは自分から「絵本読んで~」とはこないと思いますが、赤ちゃんから催促されるようになったら、その時は読んであげるようにしましょう。
では、読み方のコツですが、
例えば、動物の絵柄がたくさん書いている絵本を読んであげたとしましょう。
その時、犬を指さして
「い、ぬ、犬」
と、最初はその単語をゆっくりと発音し、次にふつうに発音します。
そうすると、言葉が覚えやすくなりますよ。
あとうっかりやってしまいがちになるのですが、
「これは犬だよ」
などと言ってしまうと、
「これは犬だよ」という一つの単語だと思ってしまうのです。
赤ちゃんんは「これ」という指示語、「の」という助詞など難しいことはわかりません。なので、「これは」などというのは外し、
「いぬ」
という単語だけを指さして教えてあげるのが良いですよ。
また、絵本を読んでいると赤ちゃんがそのページをじーっとみていることがあると思います。
そんな時は、ちょっと待ってあげましょう。
ちょっとだけ間をあけたら、ゆっくりとページをめくって次のページに行くようにしましょう。
普通の文章の場合は、できるだけ大げさに読みます。
最初は慣れないかもしれませんが、がんばりましょう。
言葉の変化、音の抑揚やリズムなどに興味をもつこともおいですよ。
まとめ
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、本当に楽しいですよね。
色々と書きましたが、「これが絶対正解!」というのはありません。自由です。
何よりもお母さんが楽しく絵本を読んであげることが、子供にとっても「絵本は楽しいんだ!」につながると思います。
めいっぱい楽しんでくださいね!