一人暮らしなどをしていると冷蔵庫も小さいですよね。
購入したときはいらないかな~と思って、野菜室のない冷蔵庫を買ったけれど、いざ、自炊をするとなると、野菜をどこに保存しよう…?
となってしまうんですよね…。
野菜室がない冷蔵庫の場合野菜はどのように保存したらよいでしょうか?
冷蔵部分や、常温で上手に野菜を保存しましょう。
冷蔵庫に野菜室がない!
野菜室がない冷蔵庫、自炊すると意外と不便です。
そもそも冷蔵庫の冷蔵室と野菜室はどのように違うのでしょうか?
違いは温度と湿度です。
冷蔵庫は、大体2度から6度くらいの温度設定。
対して野菜室は3度から8度くらいの設定です。
野菜室の方が、冷蔵室よりも温度が高いんですね。
野菜室は冷蔵庫よりも温度が若干高く、湿度もやや高いです。
野菜を保存するときは、野菜が土の中にいたときと同じような温度や湿度が好ましいとされています。
野菜室は温度が低すぎないので、冷蔵庫よりも野菜を保存するのに適しているのです。
なので、野菜室がないとちょっと不便…。
ですがないものは仕方がありません!
次買う時は、野菜室があるものにしようと思いつつ、今は冷蔵と、常温を使ってうまく保存していくしかありませんね。
野菜の保存 常温でできるものは?
常温で保存できるものは、
ジャガイモ、さつま芋などの芋類、
ショウガなどです。
また、玉ねぎも冷蔵庫に余裕があれば冷蔵庫がいいですが、余裕がない場合は常温で大丈夫です。
保存場所は家の中でも直射日光が当たらない、日陰です。
できるだけ通気性の良い場所が良いです。
直接床に置くのではなく段ボールに入れる、または新聞紙でくるむなどしましょう。
そして、段ボールの下にスノコ(100均で売ってます)を敷いてその上に載せます。
直においてしまうと、下の部分から野菜が腐って行ってしまいます。
ただ、ジャガイモは夏場になると発芽しやすくなってしまうので、夏は新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れたほうがいいでしょう。
里芋は冷蔵庫に入れると傷んでしまいます。
そのため夏場は必要な時に必要な量だけ買うようにしてあまり長期保存はしないようにしましょう。
ショウガも常温の冷暗所で保存が可能です。
ただし、ショウガは水を浸したタッパーに入れてそれを冷蔵庫に入れたほうが長持ちします。
(水はこまめに取り換えたほうが良い)
野菜の保存 冷蔵すべきものは?
常温保存以外のものは基本冷蔵庫ですが、ただただ冷蔵庫に入れるだけではシナシナになってしまったりします。
キャベツ、レタスなどの葉物野菜は乾燥が苦手です。
切り口を湿らせたキッチンペーパーで覆いましょう。
レタスは芯の切り口の小麦粉を付けます。
そして、冷蔵庫に直接入れるのではなく、ビニール袋に入れて、切り口を下にして保存しましょう。
そうすることで乾燥を防ぐことができますよ。
茄子、トマト、ピーマンなどは、ちょっと面倒ですが、一つずつラップしてから冷蔵庫へ入れましょう。
キュウリは、キッチンペーパーにくるみます。そして立てて保存したほうが長持ちしますよ。
ニラ、セロリは、適当な長さにカットします。
そして、タッパに入れて水に浸して冷蔵庫に入れましょう。
ネギは、ビンに入れて立てて保存です。ビンの底には少し水を入れておきます。
水を入れるものはどれも、こまめに水を交換してくださいね。
また、冷蔵庫に入りきらなかったら冷凍室も活用したいですね。
冷凍室に入れる場合は、調理してしまってからの方が良いです。
ジャガイモなどをうっかりそのまま冷凍室に入れてしまったら、最悪な触感になります。
ジャガイモはたとえばつぶしてマッシュポテトにしてなら冷凍保存が可能です。
ニンジンは、調理予定の方法でカットします。
そして、水に浸し、水ごと冷凍します。
そうすると長期保存も可能ですし、食感もほとんど変わりません。
また完全に調理してからの冷凍保存も良いでしょう。
カレーなんかも作っておくとチンして便利ですしね。
まとめ
野菜室がない冷蔵庫は思いのほか不便。
常温と冷蔵をうまく活用しましょう。
そして、できるだけ買いだめはしないことです。
買いだめをして食材を腐らせてしまってはもったいないですからね。
楽しい自炊ライフを送ってください。