夏においしいゴーヤ。
夏バテにも効果がありますよね。
ただ・・・ちょっと苦すぎて食べれない!
自分は好きだけど、子どもには苦すぎて食べてもらえない・・・!
ここでは、ゴーヤの苦みを上手に和らげる方法を紹介いたします。
ゴーヤの苦味を消すには?
まず、ゴーヤの苦い部分というのはどこの事でしょうか?
一般的に、わたの部分が苦い、と言われてますが、
実はこれはちょっと間違いです。
ゴーヤの苦い部分というのは綿の部分ではなく、
デコボコとしたこぶの部分なのです。
もちろん、ゴーヤーチャンプルーなどを作るときには
下処理の段階で綿は取ってしまうと思いますが、
苦いからとる、というわけではないのです。
それに、わたもゴーヤチャンプルーや味噌汁に入れて食べる事ができますよ。
では、苦みをとる方法ですが、
苦いデコボコの部分を削り、
お好きな苦さに調節するのが良いかと思います。
ただあまり削りすぎると食べる部分がなくなってしまいますよね。
なので
・塩で揉む
・ものすごく薄く切る
こういったことでももちろん苦みを和らげることができます。
塩で揉むときは、ゴーヤ一本に対して、小さじ1程度の塩でよく揉み、10分ほど放置です。
ただそれだけだとまだ、苦い!という事であれば
・塩と砂糖を合わせて揉む
という方法があります。
その場合ゴーヤ一本に対して、小さじ2/1の塩と、小さじ2の佐藤を合わせて良く揉みます。そして10分ほど放置します。
塩だけで揉んだときは、やんわりと苦みを取り除く事ができます。
砂糖と塩を合わせて揉むと、口に入れた時の苦みも、その後の苦みもとってくれます。
味も甘くなったりはしなく、気にならないのでとってもおすすめですよ。
ゴーヤの苦みを消すと栄養はどうなる?
ゴーヤにはビタミンCなどたくさんの栄養が含まれています。
また、モモルジンという栄養が含まれていて、
それが苦い成分なのです。
苦みを消すために凸凹部分をとれば、
もちろんその部分に含まれていたモモルジンもいなくなってしまいます。
また、苦みを消すためにゴーヤを茹でる事もあるかと思いますが、
茹でてしまうとモモルジンという栄養が失われていきます。
約30%ほど、栄養がなくなってしまうのです。
なので、茹でる、という方法ではなく
先ほど紹介したやり方で、苦みをとることをお勧めします。
またゴーヤチャンプルーを作る際、
弱火で長時間炒めるとやはり、栄養が抜けてしまいますので、
強火でさっと炒めることをお勧めします。
苦くないゴーヤの見分け方は?
ゴーヤの苦みを取る方法を紹介してきましたが、
もともと苦みの少ないゴーヤを選べば早い!ですよね。
スーパーでゴーヤを買う際に苦くなさそうなゴーヤは一体どんなゴーヤでしょうか??
・色の薄いもの
この一点のみ気を付けていただければOKです。
ゴーヤは沖縄や九州などの、暑いところでとれたもののほうが、
色が濃く、また苦みも強いそうです。
あまり暑くないところで栽培されているものは、
全体的に白っぽい色で苦みもそれほど強くないのです。
ゴーヤを選ぶ際、参考にしてみてくださいね。
まとめ
ゴーヤは栄養もいっぱいあり、
夏バテにも効果的な野菜!
美味しいゴーヤチャンプルーを作るために、
苦みを上手に消して、お好みの苦さを見つけられるといいですね!