母の日に娘、息子から鉢植えのカーネーションを貰った時、とてもうれしいですよね。
できれば長持ちさせたいし、きれいに咲かせたいですよね。
カーネーションは実は繊細なお花です。
長持ちさせるための育て方や、
来年も咲かせるための地植えの方法、そして冬の乗り越え方を実践して、
きれいなお花をできるだけ長い間楽しめたらいいですよね!
母の日に貰ったカーネーションの育て方は?
母の日に貰った鉢植えのカーネーション。上手に育てて、美しい花を咲かせたいですよね。
まずは貰ったカーネーションですが、可愛いラッピングは外します。
また、ビニールポットがある場合はビニールポットも外しましょう。
鉢植えと株の間に空洞があるのは良くないので、空洞があった場合は土を入れてあげましょう。
・水のあげかたは?
カーネーションは水に弱いので花や蕾にかからないように土に直接与えましょう。
水やりは土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりあげます。
また鉢植えの受け皿には水を貯めないよう気をつけましょう。
根が腐ってしまう原因になりかねません。
・置き場所は?
日当たりのよいところに置きます。
立派な花を咲かせるためにはたっぷりの日差しはとっても大事。
ただし、真夏は風通しの良い半日蔭の涼しい場所に置きましょう。
あまり気温の高いところに置いてしまうと、根が枯れてしまう場合があります。
冬はなるべき気温が10度以上のところで管理しましょう。
・肥料は?
花が咲く前に根を当たらないところに肥料を与えます。
リン酸をおおく含む骨粉がおすすめです。
リン酸は花や実をつけるのに必要な成分が入ってます。
・その他のお手入れは?
咲き終わった花はこまめに摘みましょう。
その事によって、蕾に栄養を回すことができます。また、病気も予防できます。
また、風通しも大事なので、花がほとんど咲き終わったら、茎を半分にほどに刈り込みましょう。
たくさん咲いていて混んでいる部分の枝は根本から切り落としましょう。
母の日のカーネーションを地植えするには?
母の日に貰ったカーネーション。
長持ちを考えたら、地植えも手段かもしれません。
土地が合わなければ、枯れてしまうリスクもありますが・・・。
土地がばっちり合えば毎年花を咲かせてくれる可能性があります。
では、地植えするときにはどのような事に注意したらいいのでしょうか?
まず、当然ですが、できるだけ根を傷めないよう、鉢をずらして植え替えましょう。
地植えする場所は日当たりの良い場所を選びましょう。
周りに雑草などがあると雑草に負けてしまうので、こまめに取り除きます。
場所としては・・・
日当たりがよく水はけのよいところで育てましょう。
カーネーションの冬越しはどうする?
カーネーションは寒さに弱いので、地植えにした場合は霜よけ対策が必要です。
霜よけシートがですとか、腐葉土、敷き藁などで、霜よけ対策をするようです。
それが大変という場合は、
空きに鉢にあげて越冬させてあげるのがいいかと思います。
また、肥料として、カリウムを与えることをおすすめします。
こちらも根に当たらないようにあげましょう。
カリウムは本来、根を成長させる栄養素です。またそれに付随して、耐寒性や耐病性アップ、日照時間が少ないところで育てる場合の生育改善の効果があります。
まとめ
母の日の象徴のカーネーション。
貰うとやはりうれしいもの。
ただし、繊細なお手入れが必要のよう。
こんなにしっかり手入れをしなくても、土地さえあえば、地植えで毎年咲くというような話も聞きますが…。
もしそうならラッキーですが、備えあれば憂いなし!です。
せっかくもらったカーネーション、キレイに咲かせて、お礼がてら子供に見せつけちゃいましょう!